夢の途中のひとり言

時は行くとも~ 命果てるまで~ 君よ夢を心に旧き旅人よ~  第三の人生も自分探しの旅が続きます。

2019年07月

ドイツ ロマンティック街道


ベルリンを出て、ドイツロマンティック街道を走ることとする。ロマンティック街道とはヴェルツブルグから南は下りフッセンまでの400kmくらいの街道でドイツの絶景スポットが集まっている。初日ベルリンから、ヴェルツブルグまで480kmの行程だが、暑い。・・・バイクの気温計は39度。ヨーロッパは100年以上ぶりの、気温、猛暑が来ていて、パリでは42度を記録。ヨーロッパは冷房のない施設が多いらしいが、私が泊ったホテルも冷房はなし・・・一般家庭では死者まで出てる異常気象。昼間はアウトバーンのガソリンスタンドでコーラを飲むこと4回、バイクに積んでる水筒も、お湯になっている。夕方ヴェルツブルグに到着。


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翌朝、私の横にBMW1200GSが止まっている。私が去年まで乗っていたGSと同じ年式で色まで一緒

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イギリスのスコットランドから、夫婦できて、スコットランドへ帰る途中だという。
One years ago I haved same type same color GS  

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ホテルを出て、ヴェルツブルグのバロック宮殿、レジデンツを見に行く。天井画がすごい。
写真をとってたら止められた。

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ドイツの山も北欧と同じく、岩山でごつい。日本の富士山のような裾がなだらかに広がる優しい山はないのか

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お目当てのフッセンは、翌日訪問することにした。ディズニーのシンデレラ城のモデルになっている、イノバシュタイン城とホーエンシュバンガ城、11時ころチケットを買う列にに並んだが、長い行列、日本だったら、私は絶対並ばずあきらめる。14時30分からホーエン・・はOKだが、イノバシュタインは16時30分から入館だそうだ、イノバシュタインは眺めるだけにして、ホーエン・・のほうだけ、見学、日本語の解説機を渡してくれて、詳しく1時間くらい解説してくれる。それにしてもこれだけ人がいて、日本人が皆無なのは、寂しいことです、・・・旅に出ましょう。

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その後、ドイツ第3の都市ミュンヘンへ、第3の都市といえば、日本では名古屋・・・
アウトバーンの駐車場でCANNAMの3輪車と遭遇。カザフスタンから旅をしてて、カザフへ帰る途中だという。
カザフスタンという国を私は最近まで、知らなかった。バイクライダーというだけで、すぐに話が始まり、心が通う・・いいですね。

























































ドイツ ベルリン

スェーデンからフェリーでキールに到着したが、雨・・・まあ移動日だから、雨でも許せるが。初めて走るアウトバーン、制限速度120kmのとこだと、トラックは別にして、乗用車だと、走行車線は130km/hくらいで、追い越し車線だと160km/hあたりで走ってゆく、Vストームでは140、150km/hが精いっぱい、走行車線,たまに追い越し車線走行でベルリンへ向かう。

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少し早くベルリンに到着したので、フロントタイヤの交換の店をグーグルマップで検索したら、近くにベルリンスズキがある、訪ねてみたら、スズキのバイクが置いてあるので、一安心・・・ところがカギが閉まり張り紙・・7月2日~8月2日まで、夏休み・・そうだな、日本も休日を増やすなんて言ってないで、年にひと月くらいは、皆休み、好きなことをする世の中になり、自由な発想で物事を考え、自分を見つめる時間を持つように、ならないと先進国といえないのではと思う...

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結局翌日にモトラッドケラーというバイク修理の店をみつけた。新しいタイヤが来るのに3日かかる・・・何とかならないか、、メーカーから明日入荷の返事。I,m verry happy バイク店の社長がwhere do you come from 私が from japan ・・・ ここへたどりつくまで17000kmかかったと返事。社長が店中に、この人は日本からここまで来た。信じられない。俺なんか1000km走っただけで腰が痛くなる・・・と私のことを宣伝。店の連中も、うっそー、スゲー なんていつているようだが、ドイツ語は分からない・・・

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         3日間ベルリンは滞在なので、観光に出かける、ブランデンブルグ門はベルリンのシンボルで、多くの人が広場に集まっている。気温は30度を超え暑い。

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       コーラ、ホットドック、アイスクリームを食べる・・・歩いてるだけで暑い。 近くに国会議事堂があるとグーグルマップにあったので、行ってみたら移転?歩いてるだけで暑い・・・


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名所見物もそこそこに、ベルリンの大きな、ショッピングモール、モールオブベルリンへ行ってみる。・・・妻が私はモールとか、デパートばかり行っているとのたまうが、デパート、モール、スーパーマーケットへゆくと、その国の人が、何に興味を持ち、なにを必要とし、楽しみにしてるか、よくわかる・・・観光名所は過去の遺産だが、モールは現在の人々の生活を反映してるので、歩いているだけで面白い。

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モールでは日付入りの手帳とノースフェイスの財布を購入した。手帳は旅行の記録を書いてはいたが、日付がってないので、どこへいつ行ったか・・・記録の管理がしにくいので、購入。財布はウエストバックにいれてたら
、雨の日なんかは、ウエストバックの中身まで、雨が浸水し、財布の中の紙幣まで、びっしょり・・このノースフェイスは防水処理があるので、心配がない。さすがアウトドアメーカー。3日間ベルリンでゆっくりしたので、      ドイツ ロンティック街道へ、向かう。








さらば北欧 オスロにて

北欧で最後の宿泊地はノルウェーオスロ。思えばロシアからヨーロッパに入り、道が良くなり、夏ということもあり北欧にはドイツをはじめ、イタリア、デンマーク、いろんな国の人々が、キャンピングカーや、飛行機でやってくる。島国日本の閉鎖的な国から、国をまたいで移動し生活している人の物の考え方、コミュニケーションの仕方が、少しだけわかった気がする。オスロで走行距離は16000kmを超え、後輪に続き、前輪もブロックパターンがなくなり、交換でBMWのディーラーへ行ったが、土日は作業する人が休みだという。ヤマハなんかは完全休業・・・タイヤはドイツで変えよう。

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                     ここは宿泊したホテル前の風景

ホテルの宿泊はいいのだが、問題は駐車場ロシアは大体ホテルで駐車場があったが、北欧の場合有料駐車場
へ別に駐車しなくてはいけないこともある。クレジットカードOKだが、ノルウェー語でどうやって支払うのか、カードを入れると画面に出てくる。何が書いてあるかわからない。無人Pなのマイクで聞くがわからず。バイクフリーというので、ストップバーを潜り抜け広い地下駐車場に駐車。あくる日係員のいる事務所へ行き、駐車料金の払い方を聞きに行くと、バイクフリーで、無料ということで助かった。言葉ができないということは旅行では不便。

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オスロ大聖堂は、ロシアでみた絢爛豪華な聖堂ではないが、ステンドグラスと天井画が素晴らしく。私個人としてはこれくらいの規模の聖堂のほうが身近に感じられ、ロシアの歴史的背景を想像させる聖堂より、親しみやすい。


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 オスロといえば、中学生のころ習った、ムンクの叫び・・・ということで、ムンク美術館まで、散歩がてら歩く、片 道30分くらい。坂を上り公園の横に美術館はありました。30分で歩き疲れて、美術館で早速アイスクリーム

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お目当ての「叫び」は見当たらなかったが、ノルウェイを代表する画家、ムンクの印象主義の絵は、人間の内面を映し出していて、私みたいな門外漢でも、充分に伝わってくるものがあった。

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ムンク博物館を出て、また大聖堂のほうまで歩いて30分戻る。街は人が多く、建物の前にはカフェがあり、いろんな国の人々が行き交い、にぎわいを見せている。

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私も小腹がすいたので、中国か韓国の女性が開いている、露天で焼きそばとコーラを買い、
目の前の公園のベンチで、久しぶりのそばにアジアの味覚を思い出した。


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オスロを出て、スエーデンのイエテボリの港に向かう。オスロ出発はあいにくの雨、雨具を着込み、出発
イエテボリの港から午後4時過ぎの大型フェリーに乗り、翌朝9時過ぎにドイツのキールの港に着岸、いよいよヨーロッパ本土に上陸する。

ノルウェー フィヨルド アトラテックロード

バイクで走っていると、 眠くなったり、雨の日は気分が重くなったり・・・寒くなったり‥いろいろある。駐車して休んでる時、ライダーから、カム フロムジャパン? 走ってきたのか?ユー アア タフマン なんて握手されると気分もいいが、何といっても、走っている時のピースサイン・・いろんな形がある。日本はピースマークで手を挙げることが多いが、北欧は横に出して手の平を出す形が多い。こちらも出すので、どれが一番いいかパターンを試してみた。親指を立てる、Vサイン、人差し指を立てる・・・きれいなサインとなると手の平を100度くらいの角度で出すのが、一番決まると勝手に思っている。このサインにどれほどはげまされたことか・・・激しい雨なんかの時、対向でサインが来ると、あいつも頑張ってるなと元気になる。こんな連中から聞いた「アトランティックロード」を走った。

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休憩してると、大型キャンピングカーの夫妻、今の季節ノルウエーの観光地はキャンピングカーでいっぱいだ。ジャパン・・・と声をかけてきて、奥さんが嬉しそう、ドイツから旅をしてるのよ・・・恰幅のいいご主人も話し好き、息子さんが2年前日本にいたそうだ、東京へまた行きたい・・・自作の写真アドレス入りの名刺をいただいた。

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アトランティックロードは世界で一番美しく、雨の日は一番危険な道として、車のCMなんかで使われているそうだ、クリスティアンソンとモルデの間にある僅か7kmの区間がハイライト。着くまでにフェリーやトンネルをいくつも乗り降りしてゆく。島々の間を走る国道64号線の道で有料道路。回り道になるが、一見の価値ありと勧められた。

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                       岩山の島々もフェリーから望むと美しい

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これだ、アトランティックロード・・・この道の先はどうなっているんだ?切れている・・・昔サハラ砂漠をバイクで走った時、砂丘のピークは危ない。葛飾北斎の波間のめくれ上がった絵があるが、砂丘のピークの裏はこの波と同じで、急に落ち込み何もない、昔ライダーがピークから真っ逆さまに落ち、首の骨を折って即死・・・の話を思い出した。

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                        こんな感じでピークに向かう

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                             もうすぐピークだ

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   ピークを越えた。角度が悪くて済みません。道がありました。

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アトランティックロードを走った後は、雨模様。美しいフィヨルドの海と山々、北欧の魅力は何といっても、フィヨルド。厳しい自然が作り上げたフィヨルドの島と入り江の中で、ノルウェーの人々は暮らし、夏にはヨーロッパ中から、夏休みの避暑地として、キャンピングカーやトレーラーで、いろんな人がやってくる・・・。北欧がこんな土地だとは、思ってもみなかった。いい季節に来たが、冬の厳しさを考えると、すごい国だな・・・・感慨深い。

















 





























ロフォーテン諸島 ノルウェー

ノルカップでも多くのライダーと話をしたが、ロフォーテンは行くのか?素晴らしい所だから、是非行けと勧められ、ロフォーテン諸島をめぐった。島と島はフェリーで渡る。ボードーという街は、港が美しく、宿泊したホテルも良かった。鮭が身が厚くおいしい。朝食を取っていたら、目の前にカモメが挨拶に来たので、スマホでパチリ。

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         ロフォーテン諸島の氷河の浸食でできた地形は海のアルプスと呼ばれ、観たことのない風景だ。

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  そそり立つ岩山は、晴れてる日はまだいいが、曇りや雨だと、畏敬の想いさえする。日本の山は樹木が茂り、
道ができ、登山を楽しめるが、そそり立つ岩山を歩き、ピークを目指すのは、滑ったら、捕まるものもなく、
一挙に落下して、地面にたたきつけられるという、恐怖がある。

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                          バイクで島を走り、ところどころで、フェリーに乗る、港について、列に並ぶと、
                           係員の人が集金に来てくれるので面倒いらずだ。

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             入り江もあるが、浸食された岩の間にあり、独特の雰囲気です。


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                島の中の川も雪解け水が流れすごい勢いで流れこんでいます。

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   晴れた日のロフォーテン諸島は美しく、ロマンティックな島々です。でも冬は厳しさは言葉にできない。






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